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2016-02-10(Wed)

新・日本紀行: 大江戸・日本橋について

 



新・日本紀行: 大江戸・日本橋について  ,



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今昔日本橋



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交通が頻繁な国道2号線を通って姫路へ向かう。

国道2号は、大阪府大阪市北区から福岡県北九州市門司区へ至る一般国道であり、本州と九州との間は、関門トンネルによって繋がっている。
国道2号は、其の東方面の国道1号線とつながっているが、無論、国道1号線というのは東京都中央区の日本橋から大阪府大阪市北区へ至っていて、ルートは旧東海道をほぼ踏襲した現代の東海道となっている。

余談になるが・・!、

ここで東京近郊に住む小生でもあるので、チョッと「お江戸日本橋」について記してみよう。
「お江戸日本橋七つ立ち」(現代で言うと「午前4時」頃に旅立って、「初上り」、つまり初めて東海道を京へ向かうという情景を歌にしたもの)の歌で知られるこの橋は、江戸時代から現在に至るまで文字通り日本を代表する橋として、わが国の歴史とともに歳月を重ねてきた。 

その最初の架橋は1603年、関ヶ原で徳川方が勝利した3年後であった。
江戸幕府(家康)は、江戸に到る五街道を定め、この橋を起点として整備を進めた。更に明治になってからは日本の道路元標をこの橋の中央に据え、各地の道標との距離を測定する基点とした。

現在使われている橋は、明治建築界の三大巨匠の一人、妻木頼黄(つまき・よりなか)のデザインで、構造設計は当時の東京市主任技師だった米元晋一が担当し、1911年(明治44年)に完成したものという。 
ルネッサンス様式を取り入れた二連アーチ式であり、欄干の前面には東京の繁栄を願って麒麟の像が、また中央には、その守護を願って獅子の像が据え付けられている。
なお、この橋の門柱に彫り込まれた「日本橋」という文字は、最後の将軍・徳川慶喜公の揮毫(きごう:毛筆で文字や絵をかくこと)によるものという。

往時の初代橋は当然、木造の橋だった。 
この辺りは江戸の中でも最も賑わっていた所で、浮世絵による名所絵(風景画)に描かれる日本橋には背後に富士山が描かれることが多く、江戸の象徴とも言えた。
この橋の袂には橋と川の織り成す景観を楽しむために水面近くまで階段で下りることができ、橋と流れの調和や上り下りの行き交う渡し船をみることができるスペースが設けられていたという。 

その一つは「瀧の広場」と称し、ナイアガラ瀑布のように壁面を水が流れ夏には涼しさを誘い、目を楽しませてくれたというる。 
この豪勢で美しい橋は、これまでの歴史から見ても、またその美観から言っても、日本における第一級の橋としての威容と、親しみやすさを兼ね備えていた。 
このような経歴とその風格から1999年には、橋の米寿を祝って国の重要文化財にも指定された。
現在の「日本橋」は、花崗岩製の第十九代のものであり、承知の如く上部に首都高速道路が被さっていて、圧倒的悪観を呈している。 

昨今、日本橋に被さる高速道路の移設が話題になっているという。 
以前から東京の景観破壊の元凶として首都高はしばしば槍玉にあげられていたが、それを、除くことはあくまでも理想論でしかなかった。
しかし、環境時代と言われる今日(こんにち)、小泉純一郎首相が日本橋の首都高を移設する一大事業に号令を出し、私的な有識者懇談会が発足している。 
当の石原都知事は、慎重姿勢を見せているらしいが、果たして・・?。


国道2号線は、いよいよ姫路に達した。 そして、天下の名城、国宝・姫路城は国道にほぼ接していた。

次回は、待望の「姫路城」



  
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