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2016-08-04(Thu)

平成日本紀行(134)由布院 「湯布院」




九州地方の皆さん、此の度の大震災に謹んでお見舞い申し上げます。
(この記事は震災以前のものです)




『九州紀行』は以下にも記載してます(主に写真主体)
九州紀行」; http://orimasa2009.web.fc2.com/kyusyu.htm
九州紀行」; http://sky.geocities.jp/orimasa2010/




 平成日本紀行(134)由布院 「湯布院」   、




写真:平仮名の「ゆふいん駅」、



由布岳と駅前通り



「湯の坪通り」の先にある「金鱗湖」







「日本一周の旅の記録」へリンクします
 

湯布院・・?、由布院・・?、ゆふいん・・?  、

一風変わった造りの「ゆふいん駅」へ来た。
ゆふいん」と平かな文字の駅名が気になったが、思えば道の駅も「ゆふいん」であった。 

大分道のI・C名は「湯布院」であり、この地方を「由布院」とも言う。
「ゆふいん」は両者の中間を取った「当て字」のようであるが、いずれにしても種々あって紛らわしい・・?。


ところで先般、久住か九重かで物議なる内容を記したが・・、
こちらは「ゆふいん」という呼称で「湯布院」と「由布院」があった。
この表記の違いについては昭和30年、由布院町と湯平村が合併した際に起因するという。 
新しい町名、行政上の名称は由布院の「布」と湯平の「湯」を合作し、「湯布院町」が誕生したという訳である。
読みが同じなので、どんなものかと思ったが意外と内容は単純であった。

湯布院町の北部地区は旧来の地名のまま由布院温泉、由布高原、由布岳といった名が残り、南部地区には湯平温泉、湯平高原といった固有地名詞が存在する。 
ところが、平成の大合併に併せて本年(2005年)10月1日、大分郡挾間町・庄内町・湯布院町が対等合併して新規に「由布市」(ゆふし)が誕生している。 

挾間町、庄内町、湯布院町という地域名は残していて本庁舎は庄内町に置いている。 
観光の中心地(由布院、湯布院・・?)と行政機関の中心の本庁(庄内町)を分離した珍しい例でもあろう・・?。 
尚、JR久大本線の正式駅名は、「ゆふいん駅」ではなく「由布院」として登録されているらしい。


ところで「由布院」という地名には古い歴史があった・・、 
ゆふ」の名が文献に現れるのは奈良時代に編纂された「豊後国風土記」に柚富郷(ゆふのごう)として記されていて、「常に栲(たく・タク:コウゾの古名)の皮を取りて木綿(ゆふ)を造る」とある。 

この地方にはタクの木が群生していたらしく、タクの木は和紙の原料になるコウゾのことで、その樹皮の繊維をほぐして木綿がつくられた。 
木綿は「ゆふ」 (紙布地のこと)と呼ばれ、それが由布郷(ゆふのごう)という郷名になったという。 
ゆふ」の名が柚富、木綿、由布、油布などの豊かな農産物、ないしは加工品の名で表され、「」という名はいろんな意味合いがあるが、主に貴人などが住む別荘などの大きな家のことを指すようで、木綿(ゆふ)が採れ、温泉が湧き出すところに貴人が住まわれていたということになる・・?。

ゆふいん」は平安の昔から連綿と続いてきた由緒ある呼称で、呼び名は変わる事なく今日まで続いているのである。 
出来れば「由布院市」でも良かったとおもわれるが・・?、これはお節介である。



駅の観光案内でパンフレットを戴き、温泉、見所、名所などの箇所を親切に説明してもらった。 
一寸賑やかな駅前通りを抜けた適当な箇所に車を置いて、湯布院のメインストリートといわれる「湯の坪通り」を散策する。 
所々に緑を配した洒落た木造和風の家、アンテーク建物などにカフェ、装飾品、土産店などが並び、賑やかな通りになっている。 
湯の坪通りの中ほどに湯の坪横丁もあり、ここは湯布院の特産品や食べ物のお店が連なっている一画で、中々雰囲気のある横丁である。何処も土産物を探す観光客、茶店で一服する人達で賑わっていた。

この街はパチンコ屋、カラオケスナック、大衆劇場など風俗店などは一切無く俗化してない。その割に鄙びた田舎臭さ感が無いのもいい。 
散策する面々はカップルや2~3人の女性グループが多く、やはり女性向き(若い女性・・?)にターゲットを絞って町造りされているのが判る。
しかも、人力車や「辻馬車」といった「見世物」まである。 
いやどうも詰る所、熟年男の一人歩きなどは全く様(さま)にならない通りである。 
出掛け際に宿の女将に、些か冷やかされたのを思い出した。

中間地の横道沿いに「湯の坪温泉」という共同湯があったので、帰路に寄ることにしよう。 
通りに面して猫屋敷や犬屋敷があって、店内は猫、猫、猫、猫の猫グッズ、よくもマアここまで集めたと感心しきり、猫好きの娘に是非見せてやりたいと思った。


金鱗湖へ出た。
新緑に囲まれた神秘的な美しさの小さな湖だった。 
この湖には、それぞれ冷泉と温泉が湧き朝霧の名所としても知られる。晩秋から冬にかけて湯布院は毎朝のように美しい朝霧に包まれるらしいが、水温の高いこの湖が朝霧発生の主要因となっているという。


次回も「湯布院」

  
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