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2016-12-24(Sat)

平成日本紀行(164) 佐土原 「佐野原聖地」






 平成日本紀行(164) 佐土原 「佐野原聖地」   、





http://miyazaki-archive.jp/d-museum/files/exhibition/images/3021/image01.jpg





http://livedoor.blogimg.jp/sum56583/imgs/a/1/a1e2830a.jpg






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佐土原は、神武天皇の幼少時の名前・「サノハルノミコト」から起こった・・!

一旦、一ッ葉道路に戻って間もなくすると海岸から離れて10号線に合流する。
ここは既に佐土原である。 
九州流に言うと“サドバル”であるが、こちらは標準語らしく“サドワラ”と読むらしい。 


こちら佐土原も、伝承では「神武天皇」が誕生された地とされている。
佐土原町上田島地区の小高い丘、昼なお暗く鬱蒼と茂る木々の中に、ぽつんと小さな「」が鎮座している。 
この地が「佐野原聖地」と呼ばれる聖なる地というが、拝殿や賽銭箱などはなく小さな社が一つ鎮座しているのみである。 社の扉には鍵が掛けられているが壊れかけていて、まるで森の中に放置されたような空間、年月から無視されたように建っている。 
後に、大和の国を平定した人(神)が生まれた場所にしては、あまりに寂しいのである。

佐土原は、始めサノハルと称し「サノハルノミコト」(サノノミコト)は、神武天皇の幼少時の名前である。 

この社は、都於郡(とのこおり:現、西都市)から宮居を遷し、鵜茸草茸不合命(ウガヤフキアエズ)が天下を治め、玉依姫命(タマヨリヒメ)を妻に迎えたとされる地で、後に神武天皇が生まれた場所でもあるという。
日本の初代天皇の聖地としては余りに粗末であると思われるのである。




鎌倉期以降の「佐土原」について・・、
ところで、鎌倉期に源頼朝から日向国・地頭職に任命された工藤祐経が佐土原を支配し、この時期に佐土原神社が創建されたといわれる。
工藤氏は姓を本来の姓である伊東と変えながら400余年に亘り、この地の支配体制を確立している。 第10代・伊東義祐の頃には佐土原城を中心とし日向・四十八城を支配したともされている。

日向・飫肥(おび)の項でも記したが・・、
工藤祐経は鎌倉のお膝元で起きた「曽我兄弟の変」の主たる登場人物で、当の本人は兄弟の仇討ちで殺されてしまう。 

では何故、佐土原の初代領主なのか・・? 
鎌倉期、既に領地を与えられていた祐経本人は鎌倉の地で頼朝の信任厚き重臣として務めを果たしているのであり、領地の管理は、その代官が行っていた。

祐経亡き後、その子伊東祐時の四男祐明、つまり工藤祐経の孫が現地に赴いて実質拝領し、初代「田島氏」と称した。 
佐土原は、当初は「田島の庄」とも呼ばれていたからである。 

佐土原城は戦国期に伊東氏の中心的城郭となり、伊東義祐が居城した頃が全盛期と言われる。
戦国期、島津氏の大軍は伊東氏の本拠である佐土原を目指して進撃を開始し、戦況不利と見た義祐は戦わずして退却し、豊後の大友氏を頼い、大友宗麟はその要請をいれて伊東義祐らを庇護した。 
その後、大友軍は島津軍と戦ったが敗戦、兵を退くところを追撃され「耳川の戦い」で潰滅的敗北を喫し、こうして、大友氏も一気に勢力を失墜することになった。 


奇しくも、伊東氏の出実は伊豆の「伊東の荘」であり、大友氏の出実は相模の小田原の「大友郷」である。 
伊豆と小田原はほぼ隣接していて、東国の雄は親しく九州でも隣国同士となり、共に滅び去ったのである。 

そして滅ぼした当の島津氏も大元(初代都城:島津忠久)は頼朝のご落胤との説もあり、この三者とも頼朝のお声がかりで、九州の平家残党の抑えとして派遣された共通目的があった。

これも歴史の面白さであろう。


次回は、佐土原の「野田泉光院

  
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